• ユートピアの作り方

    IMG_1078先日書いたインド料理屋は無事オープンし、沼部にナンを供給してくれるありがたい存在となった。いつか、モスバーガーも沼部に来てくれますように。

     

     

     

    IMG_1045先日、タクロー氏を乗せて河口湖に撮影の仕事へ。
    仕事後の3~40分を使い二人とも急いで自分の釣りへ。
    さすが河口湖。なかなか厳しいフィールドだあったが、困った私は「秘儀・ブレットンのスピナーシングルフック」を繰り出し、小さなブラックバスに会うことができた。
    タクロー氏はハードプラグで頑固親父スタイルの釣りを続けていたが、最後の最後に釣り上げた。立派である。

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    しかし、ブラックバスを外来種・害魚と呼ぶまでは、いろんな人がいるから良いとしよう。でも殺すなんて、私には到底理解できない。彼らの言う「本来の自然」とは一体なんだろう、自分自身を含めて言っているのだろうかと疑問を感じる。

    昨日は打ち合わせの帰り、神田神保町をプラプラ散歩。
    冬にこの辺に来るといつも郷愁を感じるというか、随分時間が経ったような気がする。

    東京で暮らし始め巡り巡って、私は現在居るところが大好きである。
    がしかし、なかなかうまくいかないことも多い。なんとも些細なことで不満や怒りを抱える自身も含め、人の考え方というヤツはなかなか厄介な代物だなと思う。
    きっと”ユートピア”があったとして、その中でも人間関係に悩んでいたヤツは多かったのではないかと思う。

     

    今日はこれから横浜でライブ、音小屋と書いて「ねこや」と呼ばせるとは、
    なかなかすばらしい技である。猫がいるのかもしれない。

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    この写真は二人が楽しそうに話していたので写真を撮っていたところ、
    私の存在に気付き、なんとも乾いた目線を投げかけてくるシーンです。
    来月は新宿でライブです。

    ウイ

  • 我が街、沼部

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    私の住む町、沼部に久方ぶりに飲食店がオープンするようだ。
    インド料理屋ということで非常に楽しみにしていたのだが、当初「10月1日OPEN!」という張り紙がしてあったが、いつのまにか「10月OPEN」という張り紙に変わっており、その後内装工事が進んでいる気配がない、、不安だ。
    私の家に遊びに来た人なら分かると思うが、沼部という町に新しい店が出来るということは結構すごいことなのだ。みんなで無事のオープンを祈ってほしい。
    ここ最近台風に気をつけて過ごしていたら、あっという間にすっかり秋になってしまっていた。
    ちょっと8月、9月の釣行を備忘録的に残しておこう。

    =8月=
    タクロー氏と山梨へ
    毎度、富士急の河口湖線に乗ると、その時その時の企画に巻き込まれる。
    今回はトーマス電車。

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    富士急の駅員さんは都内沿線の駅員さんに比べ、いつもなんとなく活き活きしている気がする。
    いたずらっ子的なノリが感じられるのだ。

    真夏の川に入るのは気持ちいい。
    可愛いサイズのヤマメがスピナーを追いかけてきた。

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    パーマークがはっきりと残るまだ幼いヤマメ。
    濃い碧色のパーマークに黄色の尾びれ。
    この完璧な調和には毎度、神の造形を感じる。

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    夕方まで釣りをして、新宿で24時間やってるという居酒屋へ行き。
    今年の山梨釣行を終える。
    =9月=
    大雨警報の出るなか、札幌へ向かう。
    過去にないほどの大雨とのことで、氾濫する川を横目にすごすご実家へ向かう。
    英気を養うためにも健康ランドへ2日連続で通い、
    いよいよ3日目、豊平川へ向かった。

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    が、川はまだ濁流。これでは釣りにならない。
    ぐぬぬ、、。またもや北海道に来て天候に恵まれないとは。
    これはもう海に行くしかあるまい。と、いざ銭函へ。

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    ライトなトラウトタックルで北海道の海に臨むなんて、なかばヤケクソ気味だけど、どうしても釣りをしたかった。海岸周りをウロウロするが、なかなか釣りが出来そうな場所がない、消波ブロックの上をピョコピョコうろついているうちに袋小路にさしかかり、漁師小屋で飼われている犬に吼えられまくる。漁師の奥さんらしき人が何事かと出てきたので、道を尋ねると
    「ここを通っていきなさい」と自宅の中庭を通してくれ、促されるまま歩いていく。

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    目の前に現れた看板。ここって結構イリーガルな場所なんじゃ、、と不安になったが
    穏やかな海と防波堤が見えてきた。うーむ最高だ、ここでのんびり釣りをしよう。
    景観もいいし釣れなくたっていいや。と釣り開始。

    いきなり、何かがキタ!重い!
    ライトなタックルで慎重にやりとりをしながら『オホーツク海が育んだモンスターかもしれない!』と鼓動が高まる。

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    と、ウグイさんでした。
    おなじみ~。海でも会うなんて、我々もよっぽど縁深いね。
    近くで遊んでいた子供達が寄ってきて
    「なんだーウグイか~」「逃がしてあげなよぅ」とせっつかれる。
    ぐぬぬ、逃がすわい逃がすわい。
    しかし、北海道の海は豊かだ。
    また来年来よう。

    =10月=
    venetit haasはメンバー各々達者でやっております。
    新曲も仕上がってきたので、またライブやり始めようかという運びになりました。
    よろしくお願いします。

    ウイ

  • Ça va? Oui, ça va.

    buriみんな定食って言えば何が好きなんだろう?

    今日はサバの塩焼き定食を食べながら
    ああ、こいつはなんでこんなに美味しく生まれてきてしまったんだろう?とか、どうしてサバ定食にはダブルやメガ盛りの概念がないのだろう、残念。とか考えていた。

    いま、とにかく私の中でサバが美味いのである。
    サバ自身は過去何百年と変わらず美味しいのだろうけど、現在が、私にとってのサバの最盛期なワケである。しかし、思えば青魚を美味しく頂けるようになったのは結構最近だ。幼い頃は青魚が苦手だった。ハンバーグやグラタンが食べたい盛りに実家の食卓に上がるのは、アジ、カツオ、イワシ、サバ、ブリ、サンマ、などをはじめとする酒飲みだった父親の好きないわゆる”肴”が多く「オレは肉が食いたいのだ!」と不満を抱えながら、肉生活への憧れを抱きつつ幼少・青年期を過ごしたのである。

    そうしたこともあって、一人暮らしを始めてからは肉食系男子ならぬ肉食男子として生活してきた。肉があればいいもんねー状態で20代を過ごしていたのだが、仕事の付き合いで、本格的なバッテラをご馳走になったり、九州のゴマサバの美味さに慄いたり、日本酒とシメ鯖を頂いたりしてるうちに、敬遠していたはずの青魚の美味さが無視できなくなってきた。

    そして先日、ブリの照り焼きを作ることを任される機会があったのだが、適当な味付けにもかかわらず、驚くほど美味しく仕上がったのだ。その日を境に「オレは青魚に何か縁があるのかもしれない」と”魚食系男子”を拝命したのである(勝手に)。

    いろいろ大袈裟に書いたけど、私が本当に書きたかったのは
    サバの塩焼きのお皿にちょこんと付いてくる大根おろしって全然足りないよね。
    ってことでした。

    ウイ

  • 青い稲妻が僕を責める(攻める)

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    自堕落な週末、丑三時にコンビニに行って帰る途中、家の側で珍しく猫を見かけたので、ちょいと自宅からカメラを手にとって戻る。なんと子猫が側に居た。頭痛がするほど可愛いゼ~と思いながら、ファインダーを覗きピントを合わせていると母猫と目が合う。子を守るように、凛とした視線で外部の危険(おそらく私)を見据える。

    この若い猫も、母親なのだ。

    夜中にコンビニに行ってチーカマとビールを買い、ドラマの再放送を見ようとしている自分と、
    この若い母猫の高潔さを照らし合わせ、稲妻が走ったような気分だった。

    そして、稲妻といえば先日の雷雨。
    尋常ではないくらい近くに雷が集中して落ちた。
    ただでさえ建て付けの古い家に「ズバババーン」という地響きを伴う雷鳴の連発。
    そして「ッビシャーン」という一撃の直後、フッと部屋の明かりが消えた。
    「停電だ、。」
    あと1~2発同じのが来たら私はこの古いアパートと共に崩れ去るだろう。と思い、
    永く苦楽を共にしたバンドメンバーにLINEを使って停電と雷で死ぬかもしれない旨を報告。

    すぐに返信があったのだが、
    アサヒナ氏 『マジでー?!笑』
    カワジリ氏 『お疲れさま』
    と来た、
    アサヒナ君には ”(笑)” が文末についてしまったのは故意なのか、はたまた事故なのかを確認したい。
    面と向かって聞くと舌打ちされかねないので、良いタイミングをはかって聞きたい。
    カワジリ君に至っては、もう言葉が見つからない、。
    こんな「お疲れさま」の使い方があったのかとただただ感心するのみである。

    猫に警戒され、メンバーにあしらわれても
    「生きねば!」ということで『ひこうき雲』

    ウイ

  • ウチのベーシストはバーベキュー時の紙の皿がお嫌い。ドラマーはガンダムがお好き。

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    コンビニの雑誌コーナーでしばし佇む。
    『Pen』に自分で作った広告が載った。

    「あと18時間後に入稿ですが、チャンスです。どうにか頑張りましょう」と
    取引先の先輩が獲得してくれた案件。本当に感謝したい。
    突然に、しかも偶然舞い込んできた話だけあって正直最初は半信半疑だったが、
    いざコンビニで、いつものようにPenをパラパラめくると、そこには徹夜作業で朦朧としながら作った版下が載っている。

    うーむ、、不思議な感覚だ。
    Penは若い頃からいろいろな特集記事を見て「面白い人たちがいるもんだ、世界は広いな」と思わせられる雑誌だったし、いつも特集の内容が文化的に尖っている感じで、圧倒的に好きな雑誌だった。今回もゴジラ特集だし。
    そんな雑誌に1ページでも自分の足跡というか欠片を残せたのが嬉しい。

    ウチのバンドメンバーを笑顔で釣りに連れて行くのが私のゴールかもしれない。
    アサヒナ君はそもそもバーベキューすら嫌いだと言うし、なかなか長い道のりになりそうだが、
    いつか三人で登山して頂で「ヤッホー」っと叫びたいものである。

    何がどんな角度で目の前に飛び出してくるか分からない人生。
    OK GOも相変わらずムチャなPVで可能性を追い求めている(?)し、まぁ引き続き頑張ります。

    ウイ