人の心情とは満ち足りた現実より悲壮な非現実に心を奪われ憧れる事がある、確実にある。
歳を重ねるごとにその感覚は薄くなる、確実になる。
身を取り巻く環境が変わり、自分に与えられた条件を知り、やがて静かな安定を求め始める。
普段からわかってたことだけど、そんな結論が出ていることをこんな時間まで考えて眠れず。
それでも太陽はそんな俺に構いもせずに昇りはじめ、また新しい一日へ歩き出さなくてはいけないわけだ。
しかしながらその繰り返しで答えはでる、それもまた、確実に。
アサヒナ
かにゴールキーパー
水族館
バイト先の後輩に彼女できたんですよ。その時点で既に面白くないのに、今度デートで水族館に行きたいらしいんですよ。
俺は言ってやったのさ、お前バカだなと。女と水族館なんて行って何が面白いのかと。もっと有効に休日を楽しみなさいと。
そしたら彼はでっかいサメが見たいんです、あの迫力を感じたいんですと。
俺は行ってやったのさ、お前アホだなと。水族館に行ったらまずラッコだろと。ラッコが貝割ってるの見なきゃ帰れないだろと。
さてさて、今や結構有名になったスーパーカルト映画「えびボクサー」。あの監督の次の映画知ってます?
「コアラ課長」
もうね、見るしかないだろ。題名だけでこれは見るしかないだろ。
もう一つ監督が考えてた映画があるんですって。
「かにゴールキーパー」
やばい、やヴぁい。ほんとに?みたいな。これも是非実現して欲しい。俺は甲殻類には目がねぇんだって。ずいぶん前にERAでライブの時にアサヒガニの科博所蔵品再現プラモに一目惚れして2000円くらい出してゲッツした事があります。また今度その写真は載せます。イッツカミングスーンナウ。
アサヒナ