青い稲妻が僕を責める(攻める)

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自堕落な週末、丑三時にコンビニに行って帰る途中、家の側で珍しく猫を見かけたので、ちょいと自宅からカメラを手にとって戻る。なんと子猫が側に居た。頭痛がするほど可愛いゼ~と思いながら、ファインダーを覗きピントを合わせていると母猫と目が合う。子を守るように、凛とした視線で外部の危険(おそらく私)を見据える。

この若い猫も、母親なのだ。

夜中にコンビニに行ってチーカマとビールを買い、ドラマの再放送を見ようとしている自分と、
この若い母猫の高潔さを照らし合わせ、稲妻が走ったような気分だった。

そして、稲妻といえば先日の雷雨。
尋常ではないくらい近くに雷が集中して落ちた。
ただでさえ建て付けの古い家に「ズバババーン」という地響きを伴う雷鳴の連発。
そして「ッビシャーン」という一撃の直後、フッと部屋の明かりが消えた。
「停電だ、。」
あと1~2発同じのが来たら私はこの古いアパートと共に崩れ去るだろう。と思い、
永く苦楽を共にしたバンドメンバーにLINEを使って停電と雷で死ぬかもしれない旨を報告。

すぐに返信があったのだが、
アサヒナ氏 『マジでー?!笑』
カワジリ氏 『お疲れさま』
と来た、
アサヒナ君には ”(笑)” が文末についてしまったのは故意なのか、はたまた事故なのかを確認したい。
面と向かって聞くと舌打ちされかねないので、良いタイミングをはかって聞きたい。
カワジリ君に至っては、もう言葉が見つからない、。
こんな「お疲れさま」の使い方があったのかとただただ感心するのみである。

猫に警戒され、メンバーにあしらわれても
「生きねば!」ということで『ひこうき雲』

ウイ

ウチのベーシストはバーベキュー時の紙の皿がお嫌い。ドラマーはガンダムがお好き。

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コンビニの雑誌コーナーでしばし佇む。
『Pen』に自分で作った広告が載った。

「あと18時間後に入稿ですが、チャンスです。どうにか頑張りましょう」と
取引先の先輩が獲得してくれた案件。本当に感謝したい。
突然に、しかも偶然舞い込んできた話だけあって正直最初は半信半疑だったが、
いざコンビニで、いつものようにPenをパラパラめくると、そこには徹夜作業で朦朧としながら作った版下が載っている。

うーむ、、不思議な感覚だ。
Penは若い頃からいろいろな特集記事を見て「面白い人たちがいるもんだ、世界は広いな」と思わせられる雑誌だったし、いつも特集の内容が文化的に尖っている感じで、圧倒的に好きな雑誌だった。今回もゴジラ特集だし。
そんな雑誌に1ページでも自分の足跡というか欠片を残せたのが嬉しい。

ウチのバンドメンバーを笑顔で釣りに連れて行くのが私のゴールかもしれない。
アサヒナ君はそもそもバーベキューすら嫌いだと言うし、なかなか長い道のりになりそうだが、
いつか三人で登山して頂で「ヤッホー」っと叫びたいものである。

何がどんな角度で目の前に飛び出してくるか分からない人生。
OK GOも相変わらずムチャなPVで可能性を追い求めている(?)し、まぁ引き続き頑張ります。

ウイ