ネコについて

23d0d204.jpg2月22日はニャーニャーニャーでネコの日です。
僕はネコが好きです。
でも、ネコをやたらと触ってかわいがる人はダメです、それに甘えてるネコもダメです。一番ダメなのが芝生の上で戯れる子猫の写真を持って「俺ネコ好きなんだよねー」とか言っちゃう人です。それはネコじゃねーよCGのはずだ。
触られるのを嫌がるネコに、気配を消してそっと距離を詰め、スキをみてチョンっと触るのが良いんです。
即座に逃げ出すネコと、「チッ、触ってんじゃねーよ」という顔をするネコがいますが後者のほうが好きです。
あと、よく舌で「チョッチョッチョッ」ってやるじゃないですか?ネコの気を引くために。アレを「またそれかよー」って呆れ顔で去るネコがいいです。
食べ物をくれない人間には見向きもしない姿勢が筋が通ってていいですね。
僕は生まれたときから家にネコがいましたが、雌ながらあのハードボイルドな生き方には感銘を受けました。家の庭に入ってきたネコとケンカするだけでは飽き足らず、ケンカをしに出かける。鳥愛好家の父が庭にやってくる鳥のためにリンゴを置く、それを食べる鳥を狩ろうとする。
僕が生まれる前には、どこの馬の骨とも分からん奴とのあいだに子供をこさえて帰ってくる。「この子の父親はどこのどいつだー!」と叫びたかったです。家の外で会うと他人のフリするし、最高な不良少女でした。
もしネコが喋れたら、ネコのプロマイドを集めちゃう系のネコ好きの方はきっと愕然とするでしょう。あの計りきれなさ加減が好きです。
明日はライブ。
ウイ

ドゥドゥビドゥビドゥバ

いつになったら暖かくなってくれるのですか、寒いっすよ、いい加減。手が冷えきっててキーボードを打つ感覚が無い。こうなったらあるあるさん家の探検隊を呼ぶしかない。
アサヒナ使用上の注意
20℃から22℃の間で保管してください。
お子様、ヤンキー、モラルの無い同性愛者の手の届かないところで保管してください。
注・・・尚、女性の側で保管しないと異臭を発することがございますが品質上は問題ありませんのでよく洗ってからお召し上がり下さい。
アサヒナ

狂熱の自由ヶ丘

237a0d49.JPG今日のスタジオは珍しくテンションが高く皆ゴキゲンでした。ほんと最近は曲作りとかも特にストイックなテンションだったから久しぶりの開放感のある演奏が新鮮で凄く気持ち良かったな。川尻氏は壊れすぎたため約10畳のスタジオの中でスティックを投げるという暴挙に出たしね、ホントに避けきれてよかったよ。
さて、来たる2月22日下北沢ERAでライブです。でもこの日は別の街で知り合いのバンドが二つ出るイベントがあるんだよなぁ、行きたかった。
そしてゼミの卒論発表の司会を任されました。合宿もサボりロクにゼミに顔を出さない非国民朝比奈は初めて会う先輩方とも全く話さず、折角スーツまで着たのに結局は大学内で先輩っちゅー人種と関わりを持つことはありませんでしたとさ。
アサヒナ

まったく恐ろしい奴らだぜ

9d849335.JPG先日、いきなり奥歯の一部が欠けまして、衝撃を受けました。
んな訳で今日歯医者へ。最初は欠けた部分をボンドみたいなのでチョチョっとくっつけて終わりだろうとタカをくくってお散歩気分で歯医者に行ったのですが、ちょっとした地獄を見ました。
生来、歯だけは頑丈で、虫歯の治療なんてたぶん小学生以来なので、ボンドで歯をくっつけるという甘い認識のまま待合室で「ちびまるこちゃん」を読んで笑っていました。
名前を呼ばれいざ治療室へ、
「はい、ウイさんですねー、今日はどうしましたー?」
「いやー、ちょっと歯が欠けちゃいまして、これ持ってきました」
ボンド的な物でくっつけてもらおうと思っていた歯を差し出すが受け取られず。
「君ねー、これ虫歯だよ、ちょっと深いねー、このせいで歯が欠けたんだよ」
カクカクシカジカで云々といろいろ説明を受けたところ、削って虫歯を治し、その後に歯みたいな素材で埋める。ということになった。
5~6回通うことが決定。 この時点でウツになりながらもレントゲン室へ。
頭の周りをクルクル回る機械が、不意にピロピローと情けない音を立てたので
、暗い個室で頭を固定されてピロピローと音を立てる機械に囲まれている自分のシュールさに思わず笑ってしまい、怒られながら撮りなおし。
そして、麻酔を打つ、最初の一本はあまり効かなかったらしく、二本目を神経の近くに打つ、このとき一瞬、雷が落ちたのかと思うほどの激痛に襲われた。
「ゴメンねー、ちょっと針が神経に触っちゃったねー、ちょっと痛かったかなー?」
(ゴメンねーじゃないだろー、あんたねー! 神経麻痺させるための麻酔だろ!神経に直接触ってどうすんだよー!カミナリ落ちたかと思ったでしょがぁ!笑ってる場合じゃないでしょー!死ぬかと思ったわい!まったく恐ろしい奴じゃー!)と思いましたが、「はは、、」とだけ言いました。
そして、歯を削る、これは痛みもなく無難に終わった。麻酔が効きまくってたのだろう。なんせ神経に直接打っちゃったからね。
実際、あの落雷のような痛みがあと2秒でも続いていたら気絶はしていたと思う。
家路に着く僕の表情は、虐待された動物のそれに近かったに違いない。
あと先日のバンドミーティング後、最高のお好み焼き屋に出会った。川尻君はバイトのため一緒に行けなかったが、朝比奈君と橘氏と共に満足。これからバンドで会議するときはあそこが良い。
写真は仏国にいる友人が送ってくれたもの。こんな景色の街に永く住んでたらちょっとモノの見え方も違ってきそうだなー。
ウイ

情報過多気味

02aa1e26.JPG最近いろんなことがありすぎて少し自分の頭の中で情報が錯綜している。
難儀な事情があるわけじゃないんだけど、非日常なことが連続して浮き足立ってる感じ。こんなときは物事に対しても他人に対しても一貫した姿勢というものが取れず後から後悔するケースもあるので気をつけようと思う。
この前、親しい人と話し込んだんだけど、誰でもそれぞれ戦っている場所があるんだなと実感。往々にして人はその戦いの大なり小なりを比べたがるけど、誰もがそれなりに必死で戦っているということだけが自明で、大なり小なりは計れないのが面白い。生きてる限りはリングの上にいるようなもんで、どんなパンチをもらおうが、立っていれたか立っていれなかったかだけがすべてだったりする。 願わくばアーネスト・ホーストにおもいっきし殴られても平然と立っていたい。ホーストに反撃までは望まないけど。
ロマン・ロランも
『人はおおむね自分で思うほどには幸福でも不幸でもない。肝心なのは望んだり生きたりすることに飽きないことだ』
と言ってるし、肝心な部分を忘れたくないです。
情報過多で自分があやふやになりがちだったり、簡単で当たり前だったはずのことも忘れがちな人間、自己同一性は揺られる世の中。
ブルーハーツの『リンダリンダ』も「決して負けない強い力を僕は一つだけ持つ」って歌ってるし、ふかわりょうも「僕のものさしと違う」って笑いどころをえり好みするし、こういうの何気にかなり大事ですね。
ウイ