今日は始発で渋谷に行ってきた。特に目的もなく、、。お腹がすいてたのでセンター街で24時間営業してるご飯食べれるトコを探す。土曜の夜を飲み明かしたんだろう、歩いてる人の足どりはおぼつかず、青ざめた顔で半笑いしている。カラスが集団でかなりアグレッシヴな動きをしている。狭い通りで7羽くらいに囲まれる形になった。怖い、アイツら体デカイし、声もデカイ。
大戸屋に入る。入り口のところでカップルがケンカしてた、
『なんでユミに電話したのぉぉーーっ!?』と厚底ブーツの女。
『してねーつってんだろ!!』とグラサンの男。
そのすぐ後ろに立ってメニューを選ぶ。大戸屋は先にレジで会計しなきゃダメだからね。あんまり二人のそばで腕組みしながら定食を選んでたためか、カップルのケンカが一瞬止まる。
でも、自動ドアが閉まった瞬間に、また厚底ブーツの女が『なんでユミに電話したのよぉォーーッ!?』っと仕切り直し、ゴーファイッ!とつぶやきながら店内へ向かう。
店内はめちゃくちゃうるさかった。ホスト組とヒップホッパー組、どっちがうるさく騒げるか競ってるみたいだった。 ホスト組に超高音で『マジでぇー』
を連発する女がいたので、ホスト組やや優勢か?って感じだった。
窓際のカウンター席に座りつくね定食を待つ。席をひとつあけて女の子二人組。片方が定食を食べずテーブルに臥せっている。もう一人がむしゃむしゃ食べながら「マジ大丈夫ー?」と声をかけている。
相手は「ダメ、吐きそう、ムリ。トイレ行って吐いてくる」
「マジー?ダイジョブー?」と相方。
「マジー?」と言いたいのは僕だった。お腹ペコペコで大戸屋にたどり着き、ご飯だー!と息巻いていたらコレ。二個隣の女の子は吐きたいらしい。センター街、、勘弁してくれ。
10分くらいして、トイレに吐きに行った女の子が帰ってきた、
「ダメ、吐こうと思っても吐けない、、。」
「マジー?じゃあちょっと寝てなよー、無理しないほうがいいよー」と相方。
ちげーだろ!!「じゃあ帰ろうよー」だろ!!お前それでも友達か!?と思う。
結局、常に右となりを警戒しながらつくね定食を食べ終える。
食べ終わって、すぐ店を出る→カラスの包囲網にかかる、青年が泥酔のためか倒れている、そのそばで女の子がポリバケツに吐いている、右手にはフタ。ホストがドンペリを持って走っていく。ヤクザ風おっさんが道端で万札を数えている。
その光景の名前「金が溢れる奇跡のスラム」
ウイ