2005年3月4日
11:25
「今日は12時からスタジオでレコーディング!雪が降ってて大変だけど、頑張っちゃうもんね!よーしっ!みんなー待ってろよー!」
11:30
「行くぜ!マイリトルカブ!オレたちゃ雪なんかに負けないぜ!むしろ梶ヶ谷駅までレコードタイムで突っ走ろうゼ!」
11:35
「キキーッ!!」「ドーン!」 「うぎゃーすッ!」
というわけで、、スタジオに向かう途中、車に轢かれました。はい
生まれて初めてです。交差点で信号待ちをしていたところ左折してきた軽自動車が雪でスリップ、曲がりきれず停車していた自分に突っ込んできました。
自分は今日MTRというバンドの財産である高級録音機材を抱えており、それをかばいながらコケたせいかありえないコケ方をしました。MTRを持っていなければ「サッ」と身を翻し、バク転2回ぐらい決めてから突っ込んできた車に波動拳ぐらい食らわせてやれたんですが、とにかく無様に転げました、膝と肩を打撲していたらしいんですが(あとで気づいた) 車から出てきて「だ、だ大丈夫ですかー!?」と寄ってくる二人組に「なにさらしとんじゃー!このMTR様に何かあったら殺すぞ!っていうかアサヒナ君にボコボコにされてカワジリさんに埋められてオレも殺されるじゃねーか!バカヤロー!」という感じでした。 とりあえず、その二人組は謝りまくってきて自分で110番してました。 僕はMTRのデータが消えてたらどうしよう?とただ途方に暮れながら突っ立っていました。
警察が来て、現場で調書を取って近くの派出所へ。とりあえず過失は10対0でオレは被害者として扱われ、僕を轢いた二人組は陳謝、陳謝という感じでちょっとウル目になってました。それを見て「泣きてーのはオレだよ、何で今日みたいな大事な日なんだよ、どうせなら明日轢いてくれ!ヒマだから」といった感じでした。 二人組が保険会社に電話してる最中、急にヒザが痛み出してきました。ちょっと見てみると鮮やかな紫色!紫色好きだけど、これはマズイ。
調書取ってるときも「早くスタジオに行かなくては、もう二時近い!」と焦っていたので警官に「怪我はないんでー」と言ってたけど、どうやら病院行かなきゃマズそうな紫色。これはいよいよめんどくさいことになってきた、、。
メンバーにメールして今日は行けないかも知れない旨を伝えると嬉しい励ましメールが、ちょっと感動しつつも行けないことが悔やまれる。
派出所を出た後、二人組みの親が来ててが「本当に申し訳ありません!これでタクシー使って病院行ってください」と諭吉を差し出してきた。まぁスタジオ代が無駄にされたので、この諭吉を頂かなくてはオレが破綻すると思ってキチンと頂いて病院へ。
病院では事故証明書のコピーを見せたら急患扱い。すぐにレントゲンを撮って骨を調べる。幸い骨に異常はなくてすんだんだけど、膝の間接の間に内出血が起こってるとのことなので血を抜くことに、麻酔をしたけどちょっと痛かった。
処置が終わったあとベットで少し休んでていいと言われたので休んでたら寝てしまった、結構憔悴してたんだろう、起きたらなんと7時だった。
明日、保険会社から連絡が来る、実際問題いろいろ請求しなければならない。
けど、今日レコーディングの時間がつぶされたのが一番の痛手。
今日のスタジオ、メンバーは練習に切り替えていろいろな曲の練り直しに励んでくれたらしい、ありがとう!月曜に諭吉分けようね。
何はともあれ家に帰ってMTRのデータが無事だったことに安堵。
「神様ありがとう!」なんて一瞬思ったけど、すぐに「やいやい神様よー、そもそも交通事故なんか遭わせんじゃねーよ!ボケがぁ!」と思い直す。
写真は先日の卒業イベントで後輩から贈られた花束。生まれて初めて花束なんかもらっちゃって照れくさくも感動しました。渋谷の街を花束を持って歩くのは、照れくささ3割に自慢気分&誇らしさ7割でウロウロしまくりました。
調子乗って「オラオラーおれ花束もらってんだぞー祝われてんだぞー!いいだろー」みたいな、そしたら次の日、車にはねられちゃってね。バランスとれてるね。飾ったはいいけど、なんかお見舞いモードに見える。
でも、後輩の皆さん!本当にありがとう!
今日はカワジリ君アサヒナ君、本当にかたじけない、そしてありがとう!
ウイ
よりによって雪の日に大変だったね!マジお大事にね。