やってきましたよ。5時間にわたるミッドナイト焚き火。もうね、嫌がるメンバーに「やろうよぉ!やろうよぉ!」の連呼の最強子供押しで付きあわせてね。午前零時に全員集合。「きっと楽しいよぉ!」なんて言いつつ極寒の中で肉体労働までさせていました。
メンバーごめんなさい。そしてタチバナ君ありがとう。君がいなかったら心が折れてたぜ!
そんでね、肝心の焚き火なんですけど。
僕の段取り不足で、想像していたものとカナーーーリ違うものになりました。
予定では、静かな川原で焚き火を囲み、パチパチと火種が燃える中みんなでゆっくり話をして、「あったかいねー、コーヒーでも買って来ようか?」なんて言いながら、ゆったりと流れる時間を楽しむはずでした。そう、流れるとしたらカーペンターズの曲だったんです。
しかし、現実には寝静まった多摩川周辺で、闇を切り裂くゲリラのように決行場所を探し、燃やすものをドサッと川原に置き、すばやくライターオイルをかけてボッっと火を付ける!コーヒーなんて飲んでる暇なんてなく「火つけろ!火!」みたいなね、超犯罪者チックでした。エミネムが流れちゃいそうな雰囲気でした。
このとき出た発言といえば「さみー」「一気に燃やしましょうよ」「そろそろ警察来るかなー」「意外と火付きにくいね」とか。もうね、カーペンターズなんて絶対流れてくれない訳です。
そんなこんなで、それでもどうにか写真とか撮りながら焚き火っぽくやってましたが、1時間ほどすると寒さの極地&車の路上駐車がそろそろヤバイなど問題が浮上してきたので、とりあえずメンバーとタチバナ氏に退避勧告。
その後は一人で燃やし続けました。
一人になったので燃焼効率とかいろいろ研究しながら燃やしてビッグファイヤーを作り上げたり、川に石投げたり、ボーっとしたりしてました。僕的には結構貴重な時間でした。
3時間くらいして、もう燃え尽きそうだなってあたりで、おまわりさんかなり遅めの登場。結構面白かったので一部始終を、、。
「こんばんわー、許可とってないですよねー?」
「こんばんわ。とってないです。はい」
「さっきねー、川崎市から要請があって、野火がどんどん大きくなってるって報告が来たんですよー、あなただったんですね」
「はい、僕でした」
「なに燃やしてるの?」
「紙です。」
「この流域で物燃やしたらダメなの知らないの?」
「えー、でもバーベキューとかやってますよ。」
「それ言われると困っちゃうんだよねー、とにかくさ、すぐ消してよ」
「もーちょいで燃え尽きます」
「あー、じゃあ片付けだけちゃんとしようね。僕も手伝うから」
「いいんですか?ありがとうございます」
おまわりさんと焚き火みながら、
「君どこ住んでるの?」
「川崎の宮前区です。」
「えー!じゃあ何でこっち側でやるの!?向こう岸で、、」
「すいません」
「今回は、お咎めなしにするから二度とやらないでね」
「分かりました。バーベキューはいいんですか?」
「あれも本当はダメなんだよねー」
「じゃあ、バーベキューも慎みます」
と、燃え尽きて、水ジャーして焚き火終了。
やさしいおまわりさんに謝り、もうちょっと片付けて帰りますと言って、その場にとどまる。
朝焼けが始まる。全然使ってなかったフィルムで撮りまくる。
すごい綺麗だった。太陽と反対側の空が紫色のグラデーション。うまく撮れたか?
やっぱり川沿いに住みたい。
帰りは体がこれ以上ないくらい冷たくなっていたのでタクシー!バブリーに帰った、けど、、靴底が溶けてて、靴がオジャンになった。いいんだ、またフリマで1800円で買ってやる!
みんなへ、グダグタですいませんでしたー。心配かけてごめんなさい。
ウイ
何これ、マジウケる。そういや自分もちょうど一ヶ月ばかし前に一人で川原で焚き火なんてしておりましたわ。枯れ草ボーボーって程度だけど…
こないだはどーもでした。とりあえず貼ってみますね。暇だったら見てやって下さいな。
ついにやったんですか、焚き火。
エミネムが流れちゃいそうな雰囲気と優しいお巡りさんに爆笑しました。
旅人> ちょっ、血吐いたって普通に書いてありましたけど、、、本気で大丈夫?笑えませんよ、一緒に健康診断行く?
rakkoさんいつもコメントありがとうございます。僕はこの先多摩川で焚き火をしないことをおまわりさんと約束してしまいましたが、rakkoさんも機会があれば是非試してみてください。すごく幻想的ですよ。すごく寒いですけど。