やきそば冤罪

cf926132.JPGこの写真をしっかと目に焼き付けてから読んでください。
大学一年の頃だったと思います。友達がカップやきそばを食べてたので、側にいた数人で「どこのカップやきそばが好き?」って話になりました。みんな口々にUFOだとか一平ちゃんだとかぺヤングだとか言って、「へー」とか「ふーん」と言っとりました。平和な昼下がりです。
んで、僕は何の気なしに「オレはやっぱり『バゴーン』が好きだなー」と言いました。
すると、周りの奴らは「おいおいウイ大丈夫か?今はカップやきそばの話をしているんだぞ」って言うんです。
何を言うか、当たり前じゃないか、だからオレはバゴーンが好きなんだ!と言っても『バゴーン』を知らない彼らは「ウイィー、ネタはいいよぉー」「バゴーンってなんだよー卑猥だなー」とか言いながらやっぱりUFOだよねーとか言っとります。
僕は高校の頃から一人暮らしっぽくて『バゴーン』はマイライフパートナーだったので、許せまじ!と思い、バゴーンの存在とおいしさについて、更にはワカメスープ付きであることをも必死に訴えかけました。
しかしながら、「いやー、でもさすがにバゴーンって、、名前ねぇ、バゴーン?アハハ」「ないでしょー」と、もはやバゴーンバッシング、強いては僕の田舎バッシングにつながっていきました。
その時、やるせない憤りと悲しみから僕を救ったのがJさんの登場でした。Jさんは同じ地方の出身で、イケメンなカリスマなわけでして、みんなに一目置かれる存在なのです。なので僕はすかさず「JさんJさん!カップやきそばといえばっ??」と質問しました。
Jさんは最初「オレはUFOかな」なんて言っちゃったりしましたが
「ちょ、ちょちょータンマッ!バゴーンッバゴーンッ!!」と強く訴えかけると
「あぁ、バゴーンね」
と言ってくれました。この瞬間、「バゴーン」は一気に市民権を得ました。むしろ国民栄誉賞くらい得ていたかも知れません。周りにいた奴らは「バゴーン、、ほう、、かっこよくねー?」みたいな感じになってたはずです。
僕が何度も「バゴーンバゴーンバゴーン!ワカメスープ付きデスヨゥ!」と訴えかけるより、Jさんの「あぁ、バゴーンね」の一言の方が遥かに絶大な威力を発揮していました。ちくしょうです。
あんときバゴーンをバカにしたお前らー!(誰が居たか忘れたけど)
よっく目に焼き付けろー!コレが『バゴーン!』だ!(上写真)
さっき最寄のセブンイレブンで買ったんだぞ!関東進出だコラァー!
でね、、久しぶりに食べたんですけど、あんまりおいしくなかったです。
そうそう今日は一日、目黒の雅叙園ってとこにいました。感想は、ビョークの自宅にすべきだと思いました。
ウイ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。