秋です。よく「考えごとの秋」と言いますが、秋の気配と共に考えなくちゃいけないコトが増えてくるというのはまったくありがたくない風流さです。
友人が外国に行きます。彼からはいろんなものを学び、時間と環境を共にしてきました。「ありがとう」なんて言葉では足りなさすぎるので、多くは語りません。
今日、ちょっと思ったことがありました。
漠然とした生活の中で、いわゆる人生と呼ばれるものを感じるのは往々にして悲しいときだ。
ということです。「人生」という言葉に甘美な響きより、むしろその反対のイメージがぼんやりと映るのは
僕だけではないでしょう。
それでも人生は素晴らしいのだと思います、いや、「それでも」ではなく「だから」なのかも知れません。
とか言わせてしまう秋の予感。 ウイ